出張の際、久しぶりにすし詰め電車を体験しました。
15分ほど遅れてホームに滑り込んだ電車に人が殺到!
行列の順番なんて全く無視して車内に乗り込む人、人、人。
さて、私も、と思った頃には、私の乗るスペースはなし。
でもどうしても諦めきれなくて、
『私も乗せてもらえませんか?』と
ドアすれすれにしがみついている人に小さな声で声をかけてみたら・・・
『ちょっと~!もう少し奥に詰めてもらえませんか?』と、
大きな声でその人は車内に向かって叫んでくれました。
おかげで何とかちょっとしたスペースが生まれ、
ドアに挟まれそうになりながらも、無事乗車。
名古屋に着き、ドアが開いたとたんに
『ポンッ』と電車から生まれるようにはじき出されました。
さっきの大声の方とはお腹と背中で20分間密着の末、
降りざまに『ありがとうございました。助かりました。』とご挨拶。
電車が動いている間ずっと、
『ここでドアが急に開いたらお陀仏だなあ』と恐怖と闘いながら、
見知らぬ方の優しさに触れた岐阜の朝でした。
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