2013年8月29日木曜日

食育

スーパーの鮮魚コーナーでの出来事。


いつも立ち寄るスーパーではないためちょっと勝手が違い、

少しキョロキョロ気味に晩ご飯のおかずの物色。


『岐阜県郡上産天然鮎』5匹で3,980円!

高くて庶民には手が出ません。

でも、天然にしては安いと思いなあ、とか、

鮎の口ってじっくりみると分厚くてたらこ唇だなあ、

とか思いながら歩いていると。


何か視線を感じふっと周りを見てみたら。

水槽の中に『岐阜県産スッポン』。

こちらも3,980円で売られていました。

『夏の終わりのスタミナ回復に!調理します!』と立看板。

体は縛られていないものの、網に入れられて、

じっとこっちを見据えて…少し気の毒になりました。


肉や魚、生きているものの命を毎日いただいている私たちですが、

スーパーでパックに売られた加工品では、

命の大切さ、食べ物を粗末にしないという気持ち。

忘れる訳ではありませんが、軽視しているように感じます。


『小児には徳育よりも、智育よりも、体育よりも、食育がさき。

体育、徳育の根元も食育にある』

1903年というずいぶん昔から当時報知新聞編集長により発信された言葉のようです。


大切にしたい考えです。



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