日本では、
『健康や環境問題に関心が高い人々の
ライフスタイルを営利活動に結び付けるマーケティング用語』と
位置づけられている『ロハス』。
ロハスの発祥地はアメリカコロラド州ボルダーとのこと。
ちょっと調べてみたところ、
ロハスを提唱した人が口にする言葉のキーは有機野菜。
作る人(農家)の健康に良く、食べる人の健康に良く、
地域の有機農家の農産物を食べることにより地域経済が活性化し、
また、遠くから運ばないし、
化学肥料や農薬を使わないから環境負荷が低い。
まったくシンプルですが、その通りですね。
また、ボルダーは、まちづくり(都市計画)でも有名な街であり、
百年前にさかのぼるグリーンベルト(緑の緑化帯)をはじめ、
成長管理政策や自動車を排除した中心市街地、
郊外大規模店舗やチェーン店への厳しい姿勢でも知られる都市。
スターバックスのように日本では歓迎されがちなチェーン店も、
ボルダーでは積極的な誘致は行わないそうで、
地元商店街も、サービスでは負けない!迎え撃つ!との意気込みで
地元経営のボルダー・ブックスという本屋の包み紙には
「独立した心のための独立した本屋」とまで書かれているそうです。
高くても地元の商店で地元の産物を買うと市民も多いそうです。
それが自分たちの地域を守ることだからだという理由。
こういう心こそ、ロハスの真髄なのでしょうか。
私たちに、地域をここまで愛する心、あるでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿