2013年8月10日土曜日

ボルダー

日本では、

『健康や環境問題に関心が高い人々の

ライフスタイルを営利活動に結び付けるマーケティング用語』と

位置づけられている『ロハス』。



ロハスの発祥地はアメリカコロラド州ボルダーとのこと。

ちょっと調べてみたところ、

ロハスを提唱した人が口にする言葉のキーは有機野菜。



作る人(農家)の健康に良く、食べる人の健康に良く、

地域の有機農家の農産物を食べることにより地域経済が活性化し、

また、遠くから運ばないし、

化学肥料や農薬を使わないから環境負荷が低い。


まったくシンプルですが、その通りですね。



また、ボルダーは、まちづくり(都市計画)でも有名な街であり、

百年前にさかのぼるグリーンベルト(緑の緑化帯)をはじめ、

成長管理政策や自動車を排除した中心市街地、

郊外大規模店舗やチェーン店への厳しい姿勢でも知られる都市。


スターバックスのように日本では歓迎されがちなチェーン店も、

ボルダーでは積極的な誘致は行わないそうで、

地元商店街も、サービスでは負けない!迎え撃つ!との意気込みで

地元経営のボルダー・ブックスという本屋の包み紙には

「独立した心のための独立した本屋」とまで書かれているそうです。



高くても地元の商店で地元の産物を買うと市民も多いそうです。

それが自分たちの地域を守ることだからだという理由。


こういう心こそ、ロハスの真髄なのでしょうか。

私たちに、地域をここまで愛する心、あるでしょうか。

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