2014年4月19日土曜日

アンディ•ウォーホル展

アンディ•ウォーホル展に行きました。


商業アートから始まり、

画家、音楽プロデューサー、映画監督など、

幾つものビジネスの世界で成功を収めた姿や、

絵だけをとっても、いろいろな手法の描き方は、

こうして一堂に集まっていないと、

同じ人から生まれた作品でないような、

そんな錯覚になります。


400点あまりの作品。

思わず吹き出したくなる笑いありのものや、

本当の色から遠ざけなければ恐怖でかけなかったもの。

回顧展ですが、今もメッセージは発信されているように感じました。


洗剤やケチャップなどの梱包用段ボールを見事に真似た彫刻は、

展覧会のために外国に持ち込んだところ、

本物と間違われ、関税の対象となったそうです。

そして展覧会は、スーパーマーケットの倉庫のようだったとか。

それは1964年のこと。

私が生まれる前からのデザインが、

今の若い世代にも通じるってすごいと思いました。


『絵画も壁紙も同じです。どちらも装飾品ですから』と、

 自ら芸術を優しく解説したことは、

一般の人々がぐっと芸術を身近に感じられるようになった

瞬間だと思いました。


日常がデザイン化される才能、羨ましいです。

久しぶりに良い時間を持てました。

連れてきてくれた子どもに感謝です。









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