2017年11月2日木曜日

ロダン

彫刻のロダンについての

テレビ番組が放映されていました。


芸術の世界って、

その人が生きているうちに評価されることが難しく、

ロダン自体も、

貧困が招くありとあらゆる苦労を体験した、と語っていたそうです。


当時の彫刻は、

英雄や神々を彫ることがほとんどで、

ロダンの創る、生身の男性や女性の裸は、

日常を形どっただけ、と酷評も多かったようですが、

身体こそ一番美しいもの、と自分の信念を曲げず、

製作にあたった姿は尊敬しますね。


自分が信じる道を歩いていれば、

苦難も貧困もさほど苦にならなかったのでは?

何より、好きな製作に打ち込める情熱があったことには敬服です。


それがどんなに薄暗く寒い部屋であっても、

心の中は満たされていたのではないでしょうか。


未完の作品とされる「地獄の門」

一度見てみたいなあと思いました。


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