テレビ番組が放映されていました。
芸術の世界って、
その人が生きているうちに評価されることが難しく、
ロダン自体も、
貧困が招くありとあらゆる苦労を体験した、と語っていたそうです。
当時の彫刻は、
英雄や神々を彫ることがほとんどで、
ロダンの創る、生身の男性や女性の裸は、
日常を形どっただけ、と酷評も多かったようですが、
身体こそ一番美しいもの、と自分の信念を曲げず、
製作にあたった姿は尊敬しますね。
自分が信じる道を歩いていれば、
苦難も貧困もさほど苦にならなかったのでは?
何より、好きな製作に打ち込める情熱があったことには敬服です。
それがどんなに薄暗く寒い部屋であっても、
心の中は満たされていたのではないでしょうか。
未完の作品とされる「地獄の門」
一度見てみたいなあと思いました。
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