2013年5月22日水曜日

高齢化

過疎化が止まらないと聞きます。


私の住んでいる町も、

道を1本超えると、高齢化の住宅街。

40年ほど前に建てられた山を切り開いて建てられた新興住宅地。

南垂れのなだらかな土地が多く

日当たりも良いのですが、不便なことも多くあります。


坂があるため、

歩きや自転車の方には『行きはいいけど、帰りが・・・』ってことになります。

山の下は銀行、郵便局、病院、スーパー、飲食店となんでも揃うのですが、

帰りの坂は荷物を持つ方はもちろん、

自転車も押して上がらなければなりません。

足腰の弱くなった高齢者の方にはとても不便だと感じます。


5年前くらい前でしょうか。

100円と有料ですが、地域内を小さなバスが走るようになりました。

でも1回出かけると往復200円。

高いような相応のような金額です。


新聞で、

三重県で大学を卒業した女性が起業し、

過疎地をお惣菜や日用品を小さなトラックに載せて

移動販売している、いう記事が目に留まりました。


在学中も、就職活動中も、

楽しみや自分の道を見つけられずただ通学していただけ、とのこと。

ふと実家に住むおばあちゃんやその友達が

ちょっとした買い物にも困っていることに気づき

大学3年から移動販売を始めたとか。


『みんなが待っていてくれる。

みんなに必要とされている。

みんなの役にたっていると実感できる。

こんなにやりがいのある仕事はない。

こんな気持ちは大学生のときには感じられなかった。

大変なことも多いけどみんなを笑顔にしたい。』


そんな彼女の言葉が印象的でした。

過疎化。

高齢のかたが安心して暮らせる街づくり。

目指したいですね。



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